串良川流域における侵食および土砂氾濫域の植生回復過程
書誌事項
- タイトル別名
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- Erosion and revegetation in areas inundated with sediment in the Kushira River
- クシラガワ リュウイキ ニ オケル シンショク オヨビ ドシャ ハンランイキ ノ ショクセイ カイフク カテイ
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抄録
串良川流域における侵食・斜面崩壊,生産土砂量および土砂氾濫域の植生回復過程について,現地調査および空中写真判読の結果に基づき検討した。得られた結果は次の通りである。(1)1947年,1966年,1974年,1980年,1984年および1994年に撮影された6組の空中写真を用いて調査地における斜面崩壊の状況を解析した。その結果,1984~1994年の期間に最も多くの斜面崩壊が発生しており,そのほとんどは1993年の豪雨によるものである。(2)6組の空中写真判読の結果から求めた斜面崩壊地面積と崩壊深より,調査地における斜面崩壊による生産土砂量を求めた。その結果1984~1994年の期間における生産土砂量は6,206m^3(比生産土砂量に換算して29,691m^3/km^2)であり,判読を行った期間中で最も大きな値を示した。(3)木本植物の個体密度は攪乱後20~30年で最大となり,その後経年的に減少し,60年を過ぎると一定値に近づく。種数は攪乱後50年ごろに最大となり,60年を過ぎると一定値に近づく。蓄積量は,個体密度と種数が一定値に近づいた攪乱後60年以降も増加傾向にある。
収録刊行物
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- 鹿児島大学農学部演習林研究報告
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鹿児島大学農学部演習林研究報告 33 9-20, 2005-12-01
鹿児島大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282813859817856
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- NII論文ID
- 110004994333
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- NII書誌ID
- AN10592752
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- HANDLE
- 10232/1224
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- NDL書誌ID
- 7994609
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- ISSN
- 13449362
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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