1021 40年経過した建物(National City Bank)の解体調査報告(材料・施工)

• 岸谷 孝一

  東京大学

書誌事項

タイトル別名

• 1021) On Durability Inspection of Reinforced Concrete Building built before 40 years(Materials. Execution)
• 40年経過した建物(National City Bank)の解体調査報告
• 40ネン ケイカ シタ タテモノ National City Bank ノ カイタイ チョウサ ホウコク

抄録

三菱・新大手町ビル建築にともない隣接のニユーヨーク・ナショナル・シテイ・バンクの取りこわしが行われたので、各部の中性化深さならびにコンクリートの組成・強度を調査した。この建物は大正10年に竣工したものであるが、維持・保守が十分に行われていたため、全体として老朽現象が見られず、きわめて良好な状態であった。これは仕上げが十分に厚く塗られており、また鉄筋のかぶり厚さが大きくとられていたため、中性化深さが相当大きい部分でも鉄筋面まで達していないからである。なお、中性化が鉄筋面にまで達している場合はいずれも錆が発生していのが観察された。

収録刊行物

• 日本建築学会論文報告集

  日本建築学会論文報告集 63.1 (0), 81-84, 1959

  一般社団法人 日本建築学会

詳細情報

• CRID: 1390001205570444288
• NII論文ID: 110005052522
• NII書誌ID: AN0018882X
• DOI: 10.3130/aijsaxx.63.1.0_81
• ISSN: 24330027
• ISSN: 03871185
• NDL書誌ID: 9155816
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I9155816
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/aijsaxx/63.1/0/63.1_KJ00004442896/_pdf
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可