トゲバラタナゴの初期発育形態
書誌事項
- タイトル別名
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- トゲバラタナゴ ノ ショキ ハツイク ケイタイ
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抄録
人工授精による22℃の飼育下でのRhodeus spinalisの完熟卵形および発育形態について報告した。本種の完熟卵形は、紡錘形をしていた。Rhodeus spinalisの孵化直後仔魚は、Rhodeus属の他の種と同様に翼状突起がよく発達していた。しかし、卵黄嚢の前端部は比較的卵黄量が多く存在し、太丸く突き出る点で既往のRhodeus属の孵化直後仔魚の形態と識別できると考えられた。本種は26?28日齢で二枚貝から浮出して自由遊泳期になるものと推定され、この日数はRhodeus属のどの種よりも遅かった。背鰭の稚魚斑を形成する黒色色素胞叢の分布は第3不分岐軟条から第5、6分岐軟条で、その分布の後端は鰭基底に達しない。また、背鰭稚魚斑の形態が楕円というよりは真円に近い円形である点でいずれのRhodeus属の種のものとも識別できるものと考えられた。
収録刊行物
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- 東海大学紀要. 海洋学部
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東海大学紀要. 海洋学部 2 (1), 25-30, 2004-07
東海大学海洋学部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001338681147904
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- NII論文ID
- 110006000859
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- NII書誌ID
- AN00157043
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- ISSN
- 13487620
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- NDL書誌ID
- 7056312
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles