セミパラチンスク核実験場近郊住民を対象とした疫学データベースの構築と健康影響調査 (特集 第47回原子爆弾後障害研究会講演集)  [in Japanese] Construction of the epidemiological database for the people living in Semipalatinsk test site area  [in Japanese]

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Abstract

中央アジアに位置するカザフスタン共和国では,旧ソ連邦時代に各地で核実験が行われた。なかでも,東カザフスタン州(旧セミパラチンスク州)セミパラチンスク核実験場で行われた核実験は,1949年から1989年までに458回(情報源により456回から470回の開きがある)にも達し,そのうち1949年から1962年までは地表および大気圏内実験が行われた。数多く行なわれた核実験の影響により,セミパラチンスク市周辺には50万人ともいわれる被ばく者が存在していると言われる。これらの人々に対する疫学的調査に関しては,これまでカザフ放射線医学環境研究所(以下カザフ研究所)により各被ばく地域および非被ばく地域から抽出された2万人の集団に対する死亡追跡調査が行われた。しかし,1949年当時からの被ばく地域における全ての住民の居住歴や家族歴などの基本情報の把握ができていなかったため,調査目的に応じた新たな調査集団の設定を行なうこたはできなかった。東カザフスタン州では州保健局およびカザフ研究所が中心となり,「セミパラチンスク核実験場における核兵器実験の被害者である東カザフスタン州の住民の医療援護計画」を作成,2002年より被ばく住民の登録,臨床検査,食習慣などのアンケート調査等を本格的に開始した。この計画を実施するにあたって,2002年夏にカザフ研究所長から本研究代表者を責任者とするデータベース構築の依頼があり,1年後でのデータベース運用を目指し準備を開始,2003年8月にカザフ研究所にデータベースサーバーを設置することができ,疫学解析に必要な資料の入力を開始した。

Journal

  • Nagasaki medical journal

    Nagasaki medical journal 81(-), 281-284, 2006-09

    Nagasaki University

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    110006218323
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AN00275753
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    特集
  • Journal Type
    大学紀要
  • ISSN
    03693228
  • NDL Article ID
    8751510
  • NDL Source Classification
    ZS7(科学技術--医学)
  • NDL Call No.
    Z19-185
  • Data Source
    NDL  NII-ELS 
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