2種類のHPLCカラムで精製したニンニク(Allium sativum L.)のインドール-3-酢酸,アブシジン酸およびジベレリンのGC-MS分析

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  • 2シュルイ ノ HPLC カラム デ セイセイシタ ニンニク Allium sativum L ノ インドール 3 サクサン アブシジンサン オヨビ ジベレリン ノ GC MS ブンセキ

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抄録

本研究は、HPLCのみで植物ホルモンを精製するために、容量の多いカラム(粗精製カラム)の次に容量の少ないカラム(本精製カラム)で溶離させる精製方法(2段階精製法)を検討した。両カラムにおいて5つの標準物質は、GA1、IAA、-ABA、ABA、GA4の順に溶出した。本精製カラムの分離能は粗精製カラムより高く、2段階精製法によって精製能が向上した。さらに、GC-MSにおける標準物質(IAA、ABA、GA1、GA4)および内部標準物質(13C6-IAA、d6-ABA、[2H2]-GA[2H2]-GA4)のマススペクトルを示した。2段階精製法によって精製した休眠期のニンニクの内生ABA(52.5pmol/g生重量)をGC-MSによって定量した。

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