書誌事項
- タイトル別名
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- An adaptive phenotypic plasticity in larvae of the salamander Hynobius retardatus : broad-headed morph
- エゾサンショウウオ ノ テキオウテキナ ヒョウゲンガタ カソセイ アタマデッカチガタ
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抄録
表現型可塑性は生物が環境の変化に対して示す適応的反応であり、理論的にも適応進化できることが報告されている。この場合、自然淘汰は、個々の表現型ではなく反応基準を標的としているのである。しかし、表現型可塑性を適応進化させる生態的・環境的条件の実証的研究結果が十分にそろっているとはいい難い。本稿では、この問題について、北海道に生息する有尾両生類エゾサンショウウオ幼生の可塑的形態「頭でっかち型」を題材に議論を進め、表現型可塑性について、分野横断的(生態学的・生理学・内分泌学的)なアプローチも紹介する。
収録刊行物
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- 日本生態学会誌
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日本生態学会誌 57 (1), 33-39, 2007
一般社団法人 日本生態学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679269335808
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- NII論文ID
- 110006277358
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- NII書誌ID
- AN00193852
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- ISSN
- 2424127X
- 00215007
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- HANDLE
- 2115/28231
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- NDL書誌ID
- 8798727
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可