書誌事項
- タイトル別名
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- Clinical experience of thymoma
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抄録
過去20年間に当院で治療をおこなった胸腺腫52症例を対象とし,WHO分類および正岡分類と予後について,また手術術式,補助療法,治療成績について検討した.今回の検討ではWHO分類は予後を反映しなかった.WHO分類と予後については症例数の畜積と更なる検討が必要と考えられた.正岡分類ではI,II胸腺種例では再発例,死亡例を認めず,III期症例では胸腔内播種性再発を1例認めたが,死亡例は認めなかった.IV期症例は高率に再発,死亡例を認め予後不良であった.II期胸腺腫6例,III期胸腺腫8例,IVa期胸腺腫2例,IVb期胸腺腫3例に術後放射線療法を施行した.術後放射線療法は局所再発抑制に有効で,特にIII期以上の症例で施行するべきである.II期胸腺種に対する術後放射線療法の適応についてはさらなる検討が必要である.また,III期以上の症例では術後化学療法を考慮し,進行したIII期症例,IV期症例では集学的治療が必要である.
収録刊行物
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- 日本呼吸器外科学会雑誌
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日本呼吸器外科学会雑誌 21 (4), 538-543, 2007
特定非営利活動法人 日本呼吸器外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679338173312
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- NII論文ID
- 110006279090
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- NII書誌ID
- AN10467885
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- ISSN
- 18814158
- 09190945
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可