登熟期,予乾処理,乳酸菌およびセルラーゼの添加水準がオオムギホールクロップサイレージの発酵品質と飼料価値に及ぼす影響

• 熊井 清雄

  愛媛大学農学部

• 服部 育男

  愛媛大学農学部附属農場

• 福見 良平

  愛媛大学農学部

• バイヨボ トーマス B.

  Dept. of Renewable Natural Resources University for Development Studies

• 滝沢 登志雄

  明治製菓(株)生物科学研究所

書誌事項

タイトル別名

• Effects of Maturity, Wilting, Lactic Acid Bacteria Inoculant and Rate of Application of Cellulase on the Fermentation Quality and Feeding Value of Whole-Crop Two-Rowed Barley (Hordeum distichum L.) Silage
• Effects of Maturity Wilting Lactic Acid

抄録

登熟期別二条オオムギサイレージを調整した。乳熟期の材料は無予乾と予乾とした。糊熟期と黄熟期の材料は1)無処理,2)乳酸菌剤(LAB),3)セルラーゼ(AC)高水準,4)LAB+AC低水準,5)LAB+AC高水準の処理を行った。全サイレージは保蔵が良好でpHが低く,総酸が高かった。LABとAC高水準の組み合わせは乳酸と総酸の含量が高く,相乗効果が認められた。サイレージの粗蛋白質,粗脂肪および粗繊維の各消化率は登塾につれて低下し,NFEは逆に向上した。また,DCP含量は乳熟期サイレージで,TDN含量は黄熟期サイレージが高かった。酵素添加は乳酸菌剤の有無に拘らず,TDN収量を顕著に高めた。

収録刊行物

• 日本草地学会誌

  日本草地学会誌 41 (3), 212-217, 1995

  日本草地学会

キーワード

• アクリモニウムセルラーゼ
• オオムギサイレージ
• 消化率
• 添加物
• 発酵品質

詳細情報

• CRID: 1390001205753362560
• NII論文ID: 110006317913
• NII書誌ID: AN00194108
• DOI: 10.14941/grass.41.212
• ISSN: 21886555
• ISSN: 04475933
• NDL書誌ID: 3927146
• Web Site: https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2030532126
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I3927146
• 本文言語コード: en
• データソース種別:
  • JaLC
  • IRDB
  • NDL
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可