指定感作性物質の国際比較

  • 村上 朋絵
    産業医科大学 医学部 衛生学講座 住友金属工業(株) 鹿島製鉄所 総務部 安全健康室
  • 小山 倫浩
    産業医科大学 医学部 衛生学講座
  • 一瀬 豊日
    産業医科大学 医学部 衛生学講座
  • 奈良井 理恵
    産業医科大学 医学部 衛生学講座 マツダ株式会社 健康推進センター
  • 金岡 麻希
    産業医科大学 医学部 衛生学講座 九州大学大学院 医学研究院 保健学部門 看護学分野
  • PHAM Thi-Thu-Phuong
    産業医科大学 医学部 衛生学講座
  • 川本 俊弘
    産業医科大学 医学部 衛生学講座

書誌事項

タイトル別名
  • International Comparison of Sensitizing Chemical Substances
  • シテイ カンサセイ ブッシツ ノ コクサイ ヒカク

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抄録

職業性アレルギーは, 原因不明のアレルギー疾患として治療されていることが多い. しかし原因となる感作性物質を同定し, 曝露を受けないようにすることが根本的な治療となる. 従って, 産業医学的な対策として, 感作性物質の情報を得ることは重要である. 本研究では感作性物質の情報として, 日本産業衛生学会, ACGIH, DFG, EU, PRTR法(特定化学物質の環境への排出量の把握等および管理の改善に関する法律)および日本職業・環境アレルギー学会特設委員会で評価されている感作性物質についてまとめた. 感作性, 刺激性又は経皮吸収のいずれかを有すると評価されている物質は化合物として包括されているものや混合物も含め1389物質存在した.

収録刊行物

  • Journal of UOEH

    Journal of UOEH 29 (3), 303-388, 2007

    学校法人 産業医科大学

被引用文献 (3)*注記

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