(3)地震動予測地図作成手法の研究及び強震動・震災被害予測システムの開発((3)地震による被害軽減に資する地震調査研究の推進, 1プロジェクト研究)

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抄録

地震調査研究推進本部地震調査委員会による地震動予測地図作成に資するため、各種地震計による観測網からのデータを最大限に活用し、ある一定期間内にある地域が強い地震動に襲われる確率を予測した確率論的地震動予測地図や、特定の断層を想定し、それが活動した場合をモデル化して震源断層周辺域の地盤の揺れの分布を予測したシナリオ地震による地震動予測地図を作成する。また、高精度の強震動予測を行い、地震のメカニズムや断層面などを推定するとともに、断層面上での詳細な破壊過程を分析する。さらに、地震災害を引き起こす強震動を予測し、震災被害予測を行う。これらの成果は、地震調査研究推進本部委員会において進めている「全国を概観した地震動予測地図」の作成(平成16年末を目途)に活用されている。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571980077160101632
  • NII論文ID
    110006407810
  • NII書誌ID
    AN10383333
  • ISSN
    09186441
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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