生命倫理におけるミシェル・フーコーの可能性 Possibilities of Michel Foucault in Bioethics

この論文にアクセスする

この論文をさがす

著者

抄録

ミシェル・フーコー晩年の倫理思想が,終末期医療における患者-家族-医療従事者関係の構築という課題にどう答え得るか,これが本稿の主題である。そして2つの可能性が導き出された。第一に,自己決定権(自律)と死(固有性)の関係は,死(真理)に到達するために主体をどう変化させるか,という倫理の問題として議論され得るということである。第二に,医療従事者への信頼と患者の死(固有性)を尊重するという贈与-感謝関係は,言葉を通しての倫理的関係として議論され得るということである。

The ethics of Michel Foucault provide the following suggestions on the patient-family-doctor (nurse) relation in terminal care. First, this relation is based on the ethics of changing the subject to access the truth (death). Sec-ondarily, this relation is a gift-thanks relation based on the ethics in verbal communication.

収録刊行物

  • 聖路加看護大学紀要

    聖路加看護大学紀要 (33), 26-30, 2007-03

    聖路加看護大学

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110006426270
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00130477
  • 本文言語コード
    JPN
  • 雑誌種別
    大学紀要
  • ISSN
    02892863
  • NDL 記事登録ID
    8799124
  • NDL 雑誌分類
    ZS47(科学技術--医学--治療医学・看護学・漢方医学)
  • NDL 請求記号
    Z19-719
  • データ提供元
    NDL  NII-ELS 
ページトップへ