介護福祉の概念とその本質 The Concept of Carework and it's Essential Meaning

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抄録

介護福祉学は学会ができたばかりの非常に新しい学問である。それ故、その概念規定がまだ充分ではなく、独自性と専門性についても多くの論議がなされている。介護福祉の概念規定に関する論文も少なく、実践のなかから述べられたものはごくわずかで、その多くは、研究者が現状を整理したにすぎない。そこで、本論は一番ケ瀬が日本介護福祉学会設立準備会の基調講演で取り上げている介護福祉の専門性と独自性をまず吟味し、筆者の実践のなかで整理してきた介護福祉の概念を規定している。介護福祉の概念規定に際し、川廷等が用いた、「障害の構造」との関連で問題を整理し、上田の提唱する「生の構造」を基礎に、介護福祉の概念を規定している。その際、介護福祉と看護、社会福祉援助技術との関係も明らかにしている。さらに、自立生活運動の捉える「主体」との関連で介護福祉の本質にも言及しようとするものである。

収録刊行物

  • 東海大学健康科学部紀要

    東海大学健康科学部紀要 1, 107-115, 1995

    東海大学

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110006454884
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10534472
  • 本文言語コード
    JPN
  • ISSN
    13474162
  • データ提供元
    NII-ELS 
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