社会ネットワーク分析におけるデータ収集法の比較検討 : 個人間のネットワークデータを中心に

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  • シャカイ ネットワーク ブンセキ ニ オケル データ シュウシュウホウ ノ ヒカク ケントウ コジンカン ノ ネットワーク データ オ チュウシン ニ
  • Comparing Date Collection Techniques for Social Network Analysis : Focusing on Interpersonal Network Data

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抄録

個人間の社会ネットワークデータは,(1)主に質問紙(調査票)を用いて当事者に報告を求める,(2)研究者や調査員が当事者の行動を観察する,(3)既存の文献資料や記録を利用する,といった方法で収集されてきた。最も広く用いられてきたのは(1)の報告データである。しかし海外での方法論的実証研究を概観すると,通常の報告データは,客観的(行動的)紐帯および弱い紐帯を把握する際に,様々な問題をはらんでいることが分かる。しかも,その種の紐帯は一定の理論的意義を持つ。したがって客観的紐帯および弱い紐帯を把握すべく,通常の報告データだけでなく観察・記録データを併用したり,特殊な調査方法を工夫したりすることが,方法論的課題となるだろう。

社会ネットワーク

データ収集

社会調査法

identifier:SO003600000836

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