1G1-C4 多人数授業(学士課程全学共通教育)での野外観察実習導入の試み(高等科学教育,一般研究発表,転換期の科学教育)

• 大久保 敦

  大阪市立大学大学教育研究センター

書誌事項

タイトル別名

• 1G1-C4 Development of Outdoors Observation Learning Program Introductory to Large Class for Liberal Arts in University Education

抄録

近年、小中高等学校では自然体験や観察・実験の機会が減少しているという。実際、公立A大学の入学者を調査したところ、観察・実験の経験不足、あるいは理科履修科目、特に自然史科学に関係する生物II、地学I・IIの履修率が低いことが認められた。従って、学士課程教育においてはこのような現状をふまえた自然科学的教養教育の確立、および自然体験や観察・実験を積極的に導入した授業プログラムの開発が望まれる。本稿では、多人数授業が避けがたい全学共通教育の実状も考慮し、多人数対応型の野外観察実習プログラムの開発と授業実践を試行した。授業後回収した学生の感想を分析したところ、自然に対する認識や情意面に関して前向きな変化の記述が顕著に認められた。

収録刊行物

• 日本科学教育学会年会論文集

  日本科学教育学会年会論文集 31 (0), 71-72, 2007-08-17

  一般社団法人 日本科学教育学会

キーワード

• 学士課程教育
• 科学高等教育
• 実験・観察
• 多人数授業
• 科学教育

詳細情報

• CRID: 1390001206230467584
• NII論文ID: 110006481448
• NII書誌ID: AN1035926X
• DOI: 10.14935/jssep.31.0_71
• ISSN: 24332925
• ISSN: 09134476
• ISSN: 21863628
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可