2G2-D3 概念整理能力の向上を目指したノートテーキング指導 : テクノロジで支援する協同学習と個人学習の比較(教育実践・科学授業開発IV,一般研究発表,転換期の科学教育)

  • 大黒 孝文
    神戸大学発達科学部附属住吉中学校、神戸大学大学院人間発達環境学研究科
  • 舟生 日出男
    広島大学大学院工学研究科
  • 出口 明子
    神戸大学大学院総合人間科学研究科/日本学術振興会
  • 稲垣 成哲
    神戸大学大学院人間発達環境学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • 2G2-D3 Notetaking Guidance to Improve the Ability for Conceptual Arrangement : Comparison of Personal Learning and Technology-Supported Cooperative Learning

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抄録

理科の内容を学習するには,その中に含まれる科学的な諸概念を整理する力が必要である.そこで本研究では,ノートテーキングを「概念整理のための活動」ととらえ,概念整理能力としての「ノートを取る上での着眼点とまとめる力」を養うためのノートテーキング指導を実践した.授業における学習活動の枠組みを,協同学習の基本的構成要素に基づいてデザインし,学習活動を促進するために,「あんどう君」を用いた.中学校2年生を対象に,「電流と磁石のはたらき」の単元で実施した結果,学習内容の理解度の向上が認められたとともに,生徒はノートテーキングの手法を概念整理の効果的な方法であると認識していることが明らかになった.

収録刊行物

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参考文献 (2)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282681205765248
  • NII論文ID
    110006481540
  • NII書誌ID
    AN1035926X
  • DOI
    10.14935/jssep.31.0_291
  • ISSN
    24332925
    09134476
    21863628
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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