高齢者(72歳)の不完全型房室中隔欠損症の1治験例

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  • Successful Surgical Correction of Incomplete Atrioventricular Septal Defect in a 72-Year-Old Female Patient

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抄録

症例は72歳,女性.脳梗塞の既往をもち,2005年10月から労作時息切れが出現し3日後に呼吸困難となり入院となった.精査で不完全型房室中隔欠損症,左側房室弁逆流,心房細動と診断した.手術は左側房室弁形成術,心房中隔一次孔欠損パッチ閉鎖術を施行した.報告例では高齢者の房室中隔欠損症に対する根治手術例は希であるが,術後経過は順調であり, quality of life の著しい改善が認められ,積極的に手術を行うべきであると考える.

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