フォーレの作品における転調の独創性に関する考察 (音楽表現学科特集号)

• 鶴原, 勇夫

書誌事項

タイトル別名

• A Study About Originality of Modurations in Works by G.Faure
• フォーレの作品における転調の独創性に関する考察
• フォーレ ノ サクヒン ニ オケル テンチョウ ノ ドクソウセイ ニ カンスル コウサツ

抄録

ガブリエル・フォーレは19世紀から20世紀にかけて、フランスで活躍した作曲家である。ロマン主義の時代から現代に至る変化の激しい時代において、彼は、古い権威に頼ることなく、新しい流行に惑わされず、自己に忠実に独自の作風を築いた。彼の音楽の特色は、優美な旋律とユニークな和声進行にある。特に彼の和声進行と転調方法が、当時としてはあまりに斬新だったために、師匠であるサンサーンスが「とうとう彼は気が狂ってしまった」と叫んだくらいである。この研究はそうしたフォーレの作品の中から和声進行と転調の特色を発見することを目的としている。この研究で私が彼の音楽の独創性に少しでも近づくことが出来ていれば幸いである。

論文

収録刊行物

• 尚美学園大学芸術情報学部紀要

  尚美学園大学芸術情報学部紀要 6 89-120, 2004-12-31

  尚美学園大学

キーワード

• ガブリエル・フォーレ
• 和声進行
• 転調
• フォーレの作品における転調の独創性に関する考察

詳細情報

• CRID: 1050845763389132160
• NII論文ID: 110006667540
• NII書誌ID: AA11624171
• NDL書誌ID: 7260296
• ISSN: 13471023
• Web Site: https://shobi-u.repo.nii.ac.jp/records/246
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I7260296
• 本文言語コード: ja
• 資料種別: departmental bulletin paper
• データソース種別:
  • IRDB
  • NDL
  • CiNii Articles