特殊教育専攻学生の意識調査

書誌事項

タイトル別名
  • A Survey Study of College Students Majoring in Special Education
  • 特殊教育専攻学生の意識調査(資料)
  • トクシュ キョウイク センコウ ガクセイ ノ イシキ チョウサ シリョウ

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抄録

全国の大学の特殊教育学関係に在籍している学生がどんな意識をもって勉強しているかの実態を調べ、今後の特殊教育教員養成のあり方を検討し、その推進に役立てることを目的とした。対象は、13大学名で1053ある。調査内容は、(1)大学入学以前における障害児者との接触体験、(2)大学入学の動機、(3)現在の大学生活の適応状態や希望、(4)卒業後の進路、(5)入学後の特殊教育観の変化と影響を与えた要因、(6)すぐれた教師を育てるための特殊教育教員養成課程の教育内容、制度などの改革意見であり、104項目の質問紙法によって調査した。結果は、入学前にはマスコミとの接触が多く、第一志望入学者は67.1%、入学の動機は、やり甲斐があるが第一位(48.1%)、現在の生活には満足しているもの68.1%.転科希望者13.8%、卒業後は4割が特殊教育の先生希望、入学後の特殊教育に変化を与えた要因は障害者との接触が第一位、卒業後の特殊教育への不安も多いが、改革意見には参考になる内容が多い。

収録刊行物

  • 特殊教育学研究

    特殊教育学研究 14 (1), 22-38, 1976

    一般社団法人 日本特殊教育学会

被引用文献 (2)*注記

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