あいさつ語の自発的表出に困難を示す自閉症児に対する共同行為ルーティンによる言語指導(実践研究特集号)

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著者

抄録

「いってきます」「ただいま」「ありがとう」(以下、あいさつ語とする)の自発的表出に困難を示す、CA13歳0か月、MA3歳9か月の自閉症男児に対して、「買い物」ルーティンを用いて、あいさつ語の自発的表出を目的とした指導を約3か月間(31セッション)行った。その結果、あいさつ語の自発的表出が可能となり、またある程度の日常場面での般化および指導終了5か月後の維持が確認された。以上のことから、対象児にとって、"出かける""帰宅する""物をもらう"という3つの場面の文脈の理解が可能になったこと、あいさつ語の習得には聴覚的プロンプトの提示よりも視覚的プロンプトの提示のほうが有効であったこと、文脈の理解と言語の表出との間に相互に関連する傾向がみられたことなどが検討された。

収録刊行物

  • 特殊教育学研究

    特殊教育学研究 38(5), 7-14, 2001

    一般社団法人 日本特殊教育学会

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110006785487
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00172513
  • 本文言語コード
    JPN
  • ISSN
    03873374
  • NDL 記事登録ID
    5756701
  • NDL 雑誌分類
    ZF9(教育--各科教育)
  • NDL 請求記号
    Z7-314
  • データ提供元
    NDL  NII-ELS  J-STAGE 
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