書誌事項
- タイトル別名
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- 強度行動障害特別処遇事業終了後の施設一般棟における療育の展開
- キョウド コウドウ ショウガイ トクベツ ショグウ ジギョウ シュウリョウゴ ノ シセツ イッパントウ ニ オケル リョウイク ノ テンカイ
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抄録
本研究は、強度行動障害特別処遇事業における療育が終了した後に、知的障害者更生施設の一般棟に復帰した利用者の療育事例を取り上げ、事業終了後の施設療育の方法をめぐる諸問題を検討した。療育記録の整理にあたっては、担当職員によって記述されたすべての療育記録が、利用者と担当職員とのやりとりのエピソードを単位として区分され、それぞれの記述がグラウンデッド・セオリーの手法を参考に概念化・カテゴリー化された。分析の結果、一般棟における療育では、(1)利用者の行動を「待つ」手だてと、行動を一旦受容した後に指示する「受容・指示」の手だて、さらには利用者の意味の文脈に沿った援助を行う「文脈上援助」が、利用者と担当職員との関係を良好にし、利用者の安定した生活を保障するために有効だったこと、(2)このような援助方法による療育を展開するうえでは、周囲の職員の理解や、施設全体による支持が必要であること、が示された。
収録刊行物
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- 特殊教育学研究
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特殊教育学研究 38 (5), 71-78, 2001
一般社団法人 日本特殊教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204654595200
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- NII論文ID
- 110006785494
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- NII書誌ID
- AN00172513
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- ISSN
- 21865132
- 03873374
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- NDL書誌ID
- 5758092
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可