書誌事項
- タイトル別名
-
- 実践研究 青年期の聴覚障害者を対象とした発話指導による構音の改善
- ジッセン ケンキュウ セイネンキ ノ チョウカク ショウガイシャ オ タイショウ ト シタ ハツワ シドウ ニ ヨル コウオン ノ カイゼン
この論文をさがす
抄録
本研究では青年期における発話指導の効果を検討するために、高等教育機関に在籍する聴覚障害者に個別指導を行い、構音の変化について検討した。発話に関する個別指導を受けた者3名と受けなかった者3名の発音明瞭度の変化について、児童期から青年期にかけての単音節発音明瞭度検査の結果も参考にしながら検討した結果、指導を受けていない者は聾学校中学部以降、発音明瞭度の向上が認められなかったが、指導を受けた者は青年期においても子音の構音が改善されており、この中には児童期に未習得であった音が含まれていることが明らかになった。また幼児期、児童期において学習に困難が伴う無声摩擦音がすべての指導対象者で改善されたこと、単音レベルからの構音指導を行わない場合でも発音明瞭度が向上している音があること等が示された。
収録刊行物
-
- 特殊教育学研究
-
特殊教育学研究 41 (2), 269-278, 2003
一般社団法人 日本特殊教育学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679633781504
-
- NII論文ID
- 110006785794
-
- NII書誌ID
- AN00172513
-
- ISSN
- 21865132
- 03873374
-
- NDL書誌ID
- 6757689
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可