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- タイトル別名
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- Relationship between psychosocial stress during the prenatal and puerperal periods and urinary stress markers
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抄録
女性の妊娠・出産・育児期において生じるストレスの度合いを,客観的に評価するため尿中ストレス関連物質を測定した.研究方法は,妊娠経過に異常なく,経膣自然分娩した初妊婦8人について,妊娠35〜36週,産後4〜6日,産後3〜4週の3つの時期に,ストレスに関する質問紙調査と尿中ストレス関連物質の測定を行い解析した.その結果,5事例における6場面のストレスの内容は,出産や育児への不安,出産体験の不満,児のリスクへの不安,育児上の不安などの情動であった.その6場面でストレスに一致して,尿中アドレナリン値,ノルアドレナリン値,ドーパミン値,コルチゾール値,17-OHCS,17-KS-Sのすべてで高値が認められたのは2場面で,アドレナリン値,ノルアドレナリン値を含む5項目の高値がみられたのは1場面,4項目の高値は3場面でみられた.出産への不安がストレスだった2事例ではストレスがなくなった出産後も高値を示したことから,生理的側面での,ストレスからの修復が遅れている可能性が考えられた.これらのことから,尿中アドレナリン値とノルアドレナリン値については,妊娠・出産・育児期のストレスを評価できることが示唆された.その他の尿中ストレス関連物質との関係についてはこの事例のみでは明らかにならなかった.今後,事例を重ねて検討していきたい.
収録刊行物
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- 女性心身医学
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女性心身医学 13 (1-2), 63-72, 2008
一般社団法人 日本女性心身医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680199659008
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- NII論文ID
- 110006792984
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- ISSN
- 21897980
- 13452894
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可