ティームティーチングによる二言語比較に基づいた第二言語教育の授業設計と評価

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タイトル別名
  • The Instructional Design and Evaluation of Second Language Education Implemented the Effectiveness of Comparing by Team Teaching
  • ティーム ティーチング ニ ヨル 2ゲンゴ ヒカク ニ モトズイタ ダイ2 ゲンゴ キョウイク ノ ジュギョウ セッケイ ト ヒョウカ

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抄録

本研究では,外国語学部に固有のカリキュラムと教育目標を前提として,比較言語や比較文化の視点からティームティーチングによって2言語を同一時間内に学習する「多言語講義」を複数科目(英語とフランス語,英語とドイツ語,英語とスペイン語)実施し,(1)講義に対する学生の満足度と(2)講義の肯定的評価を規定する要因から本講義を分析,評価した.その結果,(1)本講義の特徴である「2つの外国語を2人の教員から学ぶ」という講義形態は「講義での指導」「講義での教材利用」「講義に取り組む態度と今後への意欲」「語学能力の向上への実感」という4つの視点から見たときに,学生の満足度が高く効果的であったこと,(2)本講義の評価を構成する6因子を抽出し,それが「語学力向上に対する満足」「熱心に受講したこと」「授業に関する満足」をどのように規定しているのかについて本講義の特徴との関連において明らかにすることができた.

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