画像解析による簡易瞬目・瞳孔測定法の検討と生理心理学教育での利用可能性

• 小孫 康平

  関西国際大学人間科学部

書誌事項

タイトル別名

• Easily Accessible Method for Eyeblinks and Pupils Measurement Using an Image Analysis System, and Availability for Physiological Psychology Education
• ガゾウ カイセキ ニ ヨル カンイ シュンモク ドウコウ ソクテイホウ ノ ケントウ ト セイリ シンリガク キョウイク デノ リヨウ カノウセイ

抄録

本研究では無料の画像解析ソフトウェアを用いて,瞬目および瞳孔を容易に測定するための方法や実用性について検討した.その結果,眼瞼が閉じるときの眼球上での濃度変化をScion Imageで測定することで,瞬目を検出することが可能となった.また,得られた瞬目波形からは,瞬目率,瞬目間間隔,瞬目持続時間を導き出せることが明らかになった.一方,ImageJで瞳孔の画素数を計測することで瞳孔面積が導き出せ,瞳孔面積の変化を容易に検出することが可能となった.さらに,アンケート調査を実施した結果,生理心理学教育での利用が可能であることが示唆された.

収録刊行物

• 日本教育工学会論文誌

  日本教育工学会論文誌 31 (Suppl.), 1-4, 2008

  日本教育工学会

キーワード

• 瞬目
• 瞳孔
• 画像解析
• Scion Image
• ImageJ

詳細情報

• CRID: 1390282680202253952
• NII論文ID: 110006794738
• NII書誌ID: AA11964147
• DOI: 10.15077/jjet.kj00004964333
• ISSN: 21896453
• ISSN: 13498290
• NDL書誌ID: 9381230
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I9381230
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可