四国におけるハルザキヤツシロラン,アキザキヤツシロラン,及びクロヤツシロランの分布 Distribution of Gastrodia nipponica, G. confusa, and G. pubilabiata (Orchidaceae) in Shikoku, Japan

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抄録

四国は四季を通じて雨量が多く,豊かな森に覆われており,その林床には有機質に富んだ腐食土や適度な湿度が必要である地生ランが多く自生しており,菌寄生性無葉緑の地生ランであるオニノヤガラ(Gastrodia)属も比較的数多く自生している.その中でもヤツシロラン類は,開花期間が短く,朔果は受粉後約30-40日後に裂開し種子を飛散し腐敗するため,地上部に出現している期間が短く,更には結実個体標本では同定困難なものが多いため,その分布状況の詳細については十分に把握されていなかった.そこで我々は,四国で現地調査並びに大学や博物館での標本調査を行い,ヤツシロラン類の分布調査を行ってきた結果,ヤツシロラン類の新産地の発見や,過去にハルザキヤツシロラン(G. nipponica (Honda)Tuyama)やアキザキヤツシロラン(G. confusa Honda et Tuyama)であると思われていたものの中にクロヤツシロラン(G. pubilabiata Sawa)が含まれる等の事実が判明した.そこで,今回の調査により得られた知見をもとに,現在までに明らかとなった四国におけるヤツシロラン類の分布調査結果を報告する.

収録刊行物

  • 分類

    分類 8(2), 141-147, 2008

    日本植物分類学会

参考文献:  5件中 1-5件 を表示

  • <no title>

    愛媛県貴重野生動植物検討委員会

    愛媛県レッドデータブック-愛媛県の絶滅のおそれのある野生生物, 2003

    被引用文献1件

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    香川県希少野生生物保護対策検討会

    香川県レッドデータブック-香川県の希少野生生物, 2004

    被引用文献1件

  • <no title>

    高知県牧野記念財団

    高知県の保護上重要な野生植物, 2000

    被引用文献1件

  • <no title>

    徳島県版レッドデータブック掲載種検討委員会

    徳島県の絶滅の恐れのある野生生物, 2001

    被引用文献1件

  • <no title>

    山本四郎

    愛媛県産植物の種類, 1978

    被引用文献1件

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110006879078
  • NII書誌ID(NCID)
    AA11585830
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    NOT
  • ISSN
    1346-6852
  • NDL 記事登録ID
    9634219
  • NDL 雑誌分類
    ZR3(科学技術--生物学--植物)
  • NDL 請求記号
    Z74-C609
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  NII-ELS  J-STAGE 
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