住宅環境における屋内広帯域電力線搬送通信からの漏洩電界とコモンモード電流の測定 Ⅲ

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タイトル別名
  • Measurements of the Radiated Electric Field and the Common Mode Current from the In-house Broadband Power Line Communications in Residential Environment III
  • ジュウタク カンキョウ ニ オケル オクナイ コウタイイキ デンリョクセン ハンソウ ツウシン カラ ノ ロウエイ デンカイ ト コモンモード デンリュウ ノ ソクテイ Ⅲ
  • 住宅環境における屋内広帯域電力線搬送通信からの漏洩電界とコモンモード電流の測定(3)

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抄録

北川勝浩, 大石雅寿「住宅環境における屋内広帯域電力線搬送通信からの漏洩電界とコモンモード電流の測定 III」『電子情報通信学会技術研究報告』Vol.107, No.533、pp.1-6、電子情報通信学会、2008

我が国の広帯域電力線搬送通信設備(PLC)の漏洩電界は周囲雑音以下を謳いながら、それを30dB超過する。この原因を探るために、漏洩電界(REF)強度、PLCおよび引込線のディファレンシャルモード電流(DMI)、コモンモード電流(CMI)を測定し、以下のことを明らかにした。PLCのDMIはCMIより40dB大きく、REFへの寄与も支配的である。屋内から引込線へのDMI減衰は0〜30dBで、引込線のDMIはほぼ100%CMIとなり、主要なREF源となる。電界強度またはDMIによる規制とブロッキングフィルタが必須である。

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