Improving Teaching and Learning of the Number and Expression Strand in Lower Secondary School Mathematics <Special Issue: Toward New Curriculum (III)>

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  • 中学校数学科における「数と式」の学習指導の改善
  • チュウガッコウ スウガクカ ニ オケル カズ ト シキ ノ ガクシュウ シドウ ノ カイゼン

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平成20年3月28日に新中学校学習指導要領が告示され, その中学校数学科の解説が平成20年7月15日に公表された. そして, 平成20年8月29日には, 平成20年度全国学力・学習状況調査の結果が公表された. 本稿では, こうした一連の流れを受けて, 新中学校学習指導要領の数学科における「数と式」領域に焦点化し, その学習指導の改善について考察することとした. そのため, まず, 新中学校学習指導要領の数学科の要点を指摘し, 「数と式」指導の目標と内容を概観した. 次いで, 平成20年度全国学力・学習状況調査の結果から, 「数と式」の内容に関する生徒の実態を中心に学習指導の成果と課題を確認した. そして, これらを踏まえ, (1)数学科における学習指導の基本的な考え方, (2)数の拡張と四則計算, (3)文字式と方程式, (4)文字式に表したり読み取ったりすること, (5)文字式でとらえ説明することの5つを視点として, 中学校数学科における「数と式」の学習指導を改善するために, どのような考え方で何をなすべきか考察した.

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