An Improved Bus Signal Priority Model

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抄録

本論文は, ビーコン情報と車両感知器情報に基づいて, バスの交差点到着時刻を動的に予測することによって, バス優先制御の効率を上げる方法を提案するものである.従来のバス優先制御では, 上流に設置されているビーコンをバスが通過してから, 下流交差点までのバスの旅行時間は一定値に固定されており, そのため優先制御を行ったとしても, バスが赤の間に交差点に到着したり, 交差点の待ち行列が捌ける前に到着したりして, 遅れを被ることが少なくなかった.本提案アルゴリズムは, より動的にバスの交差点到着時刻を予測することにより, バスの遅れ時間を低減させるものである.[本要旨はPDFには含まれない]

収録刊行物

  • 生産研究

    生産研究 60 (4), 355-359, 2008

    東京大学生産技術研究所

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