現代詩における言葉 : 塊の現象学の観点とジャック・ラカンの観点より Words in Contemporary Japanese Poetry: From the Viewpoint of the Phenomenology of the Soul and the Viewpoint of Lacanian Psychoanalysis

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抄録

詩とは,言葉を言語の日常的なあり方(散文的なあり方)から離脱させることによって,新しい時空,魂(散文的な言葉ではうまく捉えられない感覚や思い)に相応しい場を,開き出すものであるといえる.ところで,現在の言語の状況を見るならば,言語の散文的なあり方の拘束力が強まり,詩的な飛躍は難しくなっているのではないだろうか.現代の詩人たちは,言語の散文的なあり方の強い拘束力を意識した上で,それに対抗しうるより強度のある言葉を探求しているように思われる.本稿では,現代日本の詩人,金井美恵子(1947- ),野木京子(1957- ),小笠原鳥類(1977- ),水無田気流(1970- )の各々の作品を取り上げ,それらにはどのような魂の論理が見出されるか,分析解釈を行なった(魂の現象学の試み)が,その際,ジャック・ラガンの精神分析理論を参照しつつ,それらの作品における魂の表現のための言葉はどのようなものであるかを論じた.

収録刊行物

  • 仁愛大学研究紀要

    仁愛大学研究紀要 6, 41-56, 2007

    仁愛大学

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110006966824
  • NII書誌ID(NCID)
    AA11819443
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    Departmental Bulletin Paper
  • 雑誌種別
    大学紀要
  • ISSN
    13477765
  • NDL 記事登録ID
    9502106
  • NDL 雑誌分類
    ZV1(一般学術誌--一般学術誌・大学紀要)
  • NDL 請求記号
    Z71-J478
  • データ提供元
    NDL  NII-ELS  IR 
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