児童文学作品にみられる文体的特徴  [in Japanese] The Literary Style about Children's Literature  [in Japanese]

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Abstract

児童文学には,一般文学とは異なった独特の表現様式がある。本論では,児童文学の独自性を探る一歩として,作品の文体に着目している。「誰(何)に向けて書くか」「誰(何)について書くか」ではなく,「どのように書くか」という観点からの試みである。本稿はその第一歩として,児童文学特有の文体的特徴を国立国語研究所発行の「分類語彙表」を使用し,その有効性をさぐっている。「分類語彙表」では,言葉の意味にもとづいた分類が行なわれるため,単語の難易の程度は一切考慮されない。また,助詞や助動詞を分類の対象としないため,文末表現に見られる特性も考慮されない。そのため,「分類語彙表」に基づいた分析では,児童文学の特性を明らかにすることはできなかった。このことは,児童文学の文体的特性が言葉の易しさや文末表現にあることを示している。

Journal

  • Bulletin of Kokusaigakuin Saitama Junior College

    Bulletin of Kokusaigakuin Saitama Junior College (27), 111-116, 2006

    Kokusai Gakuin Saitama Junior College

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    110006992782
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AN10238888
  • Text Lang
    JPN
  • Journal Type
    大学紀要
  • ISSN
    02896850
  • NDL Article ID
    8560910
  • NDL Source Classification
    ZV1(一般学術誌--一般学術誌・大学紀要)
  • NDL Call No.
    Z22-1290
  • Data Source
    NDL  NII-ELS 
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