香りを語るコンピュータの研究

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タイトル別名
  • Research on multi-modal representation of fragrance

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抄録

「香りを語るコンピュータの研究」は、ニオイセンサ技術と音声言語情報処理技術を融合して、ニオイ情報を音声で表現する方法について研究する東京工科大学学内共同プロジェクトである。この共同プロジェクトは平成16年より3年計画で行われた。バラの香りを嗅ぎ分け、バラの種類などの情報を人にわかりやすい表現で語る方法と装置を研究開発することが、この共同プロジェクトの目的であった。ニオイセンサ関係では水晶振動子ニオイセンサ、半導体ニオイセンサを用いた測定法を開発した。音声言語情報処理関係では、ベクトルの類似度、及び、マルチテンプレートによるニオイ判別方法、ベクトル空間法を用いた言語生成方法を開発した。システムのニオイセンサ部はバイオニクス学部の三田地研が担当し、情報処理部はメディア学部の相川、飯田が担当した。本プロジェクトにより、ニオイセンサの信号をオンラインリアルタイムでノートパソコンに取り込み、直ちにその情報を音声で語るシステムを作成した。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571417127257382016
  • NII論文ID
    110006993772
  • NII書誌ID
    AA1213923X
  • ISSN
    18805752
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles
    • KAKEN

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