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- 紙谷 喜則
- 鹿児島大学大学院連合農学研究科食料環境システム学研究室
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- イッサザカリア アブドゥルスディ
- 鹿児島大学大学院連合農学研究科食料環境システム学研究室
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- 比恵島 裕美
- 鹿児島大学農学部生物環境学科
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- 守田 和夫
- 鹿児島大学農学部生物環境学科
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- 八木 史郎
- 鹿児島大学農学部生物資源化学科
書誌事項
- タイトル別名
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- Fundamental Study of Strong Alkaline Electrolyzed Water for Rinsing in Food Processing
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抄録
食塩水を電気分解して生成される陽極から得られる強酸性電解水は,有効塩素を含有し,殺菌剤として広く使用されている.一方,電気分解の過程で,同時に陰極から生成される強アルカリ性電解水はあまり知られていない.強アルカリ性電解水はpH11.3程度で,主成分は水酸化ナトリウムであることから,食品加工場で使用されている洗剤と洗浄効果および,排水汚染度合いについて検証した.その結果,床洗浄において強アルカリ性電解水の汚染除去率(79%)は洗剤(61%)と同等の効果を有した.また,排水汚染の観点から重要な指標となる,生物学的酸素消費量(BOD)と化学的酸素要求量(COD)を比較した結果,強アルカリ性電解水(COD2.7mg/L,BOD検出不能)は,一般的に使用している洗剤(COD160-19,000mg/L,BOD78-2400mg/L)より環境負荷が少ないことが明らかになった.これらのことより,洗浄効果が洗剤と同等で,環境負荷低減効果が得られる強アルカリ性電解水は洗剤の代替として,今後の利用が期待できることが示唆された.
収録刊行物
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- 農業生産技術管理学会誌
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農業生産技術管理学会誌 15 (2), 93-99, 2008-11-15
農業生産技術管理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390845713060037376
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- NII論文ID
- 110007004800
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- NII書誌ID
- AA11646210
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- ISSN
- 24242403
- 13410156
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可