複素数値fastICAを用いた信号分解によるブラインド適応ビーム制御

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  • Blind Adaptive Beam Control by Signal Decomposition
  • フクソスウチ fastICA ヲ モチイタ シンゴウ ブンカイ 二 ヨル ブラインド テキオウ ビーム セイギョ

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抄録

適応アンテナやMIMO通信などの周波数資源を有効活用するための無線通信技術において、ブラインド信号処理技術は大変有用である。画像処理や音声処理の分野で盛んに研究が進められている独立成分分析は事前知識の制約が少なく簡便な手法であり、同一周波数の無線信号の混信分離に有効である。本報告では、複素数値fastICAを用いたマルチパスフェージング環境下におけるQPSK混信信号のブラインド信号分解について述べる。4つの信号源からの直接波と一様な強度を有する複数の干渉波の混合電波を4素子のアレイアンテナで受信するモデルにおいて、さまざまな条件のもとシミュレーションを行った。独立成分析がマルチパスフェージング環境下におけるブラインド信号分解にも適用可能であることを示した。

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