帰化アサガオ5種の発芽における温度反応性の種間差 Differential response of five morningglory (Ipomoea) species to temperature on germination

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抄録

近年、マルバアメリカアサガオ、マルバアサガオ、マメアサガオ、ホシアサガオ、マルバルコウなどの帰化アサガオ類がダイズ圃場に侵入し、特に九州地域や東海地域において大きな問題となっている。筆者らは茨城県内のダイズ圃場において帰化アサガオ類の侵入を認めており、侵入地域の拡大が危惧される。帰化アサガオ類の多くは熱帯アメリカ原産とされ、北米等では土壌処理剤や茎葉処理剤の効果に関する報告も多い。しかし、帰化アサガオ類は、我が国のダイズ圃場に侵入した場合、登録されている土壌処理剤に対する感受性が低いこと、ダイズ生育期に全面処理できる茎葉処理剤に対する感受性が低いこと、非選択性茎葉処理剤に対する感受性は高いが、効率的で安全な畦間散布機は開発途上であることから除草剤による防除が困難であり、さらにつる性で絡みつくことから中耕等の機械的防除も困難であるため、現在最も防除困難な雑草の一つである。これら帰化アサガオ類を効率的に防除するためには、まず発芽特性を把握し、出芽可能期間や分布可能域を明らかにする必要がある。本論文では帰化アサガオ5種の硬実種子と硬実が破られた種子の発芽・生存に関して、最も重要と考えられる温度反応性の種間差を調査し、出芽可能期間や分布可能域の予測に資することとした。

収録刊行物

  • 雑草研究

    雑草研究 53(4), 200-203, 2008-12-24

    日本雑草学会

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110007007996
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00097258
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    SHO
  • ISSN
    0372798X
  • NDL 記事登録ID
    9760079
  • NDL 雑誌分類
    ZR7(科学技術--農林水産--農産)
  • NDL 請求記号
    Z18-599
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  NII-ELS  IR 
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