中部大学フェアにおける健康相談コーナーを実施して - メタボリックシンドロームに関する基礎調査結果 -

書誌事項

タイトル別名
  • チュウブ ダイガク フェア ニオケル ケンコウ ソウダン コーナー オ ジッシシテ メタボリック シンドローム ニ カンスル キソ チョウサ ケッカ
  • A report on the health consultation corner held at the Chubu University Fair 2007 - Results of the health check-up variables relating to metabolic syndrome -

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抄録

type:研究報告

(目的)内蔵脂肪生活習慣Checkの有効的活用に向け、企業関係者や中部大学教職員の概況把握である。(方法)本調査でのチェック項目(数、内容)と身体・生理学的データとの関連を分析した。個人データは匿名性を記し、すべて統計的処理を行い、統計ソフトはSPSS12.0 J Windowsを用い、有意水準を5%とした。調査期間は平成19年9月17日。(結果)受診者172人のうち、男性64.5%、女性35.5%。メタボリックシンドロームの目安となる体重と筋肉スコアによる体型判定では、男性は肥満型68.5%、女性の肥満型80.3%、ウエスト周囲径の内臓脂肪型肥満者は男性44人(39.6%)、女性36人(4.9%)で男性に有意な内臓肥満者が多かった。内蔵脂肪症候群生活習慣Checkの予備群の出現割合の男女比較では、「おやつは毎日食べる」、「階段よりエレベーター・エスカレーターを使う」で女性の割合が多かった。肥満状況を、生活習慣Checkにあてはまる数が5つ以上、または、それ未満の者とで比較したところ、男性でのみ、チェック数が多い者の肥満傾向が高くなった。このことから、男性、とくに中年男性の生活習慣指導が必要であることが示唆された。

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