書誌事項
- タイトル別名
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- Efficacy and Safety of Gabapentin in Childhood Intractable Epilepsy
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抄録
小児難治性てんかんにおけるガバペンチン(GBP)の有効性と安全性を検討した。2剤以上の抗てんかん薬で発作抑制できず、3カ月間平均で月1回以上の発作があった45例を対象とした。45例のGBP開始時年齢は8.9±4.4(0.9∼17.3)歳、GBP投与以前に試みられた抗てんかん薬数5.6±2.3(2∼11)剤で、GBP初期量16.1±6.9mg/kg、最大量25.1±10.3mg/kgだった。発作が50%以上減少した有効例は部分てんかん32例中13例、全般てんかん13例中2例、計15例33.3%で増悪例はいなかった。発作型別では有効例が単純部分発作20例中5例、複雑部分発作12例中8例で有意差を認めた(p<0.05)。副作用は眠気7例を含め計10例にみられたが、いずれも軽度で、2例は投与継続し自然軽快、他は中止し軽快した。GBPは小児部分てんかんに有効で安全性が高い薬剤と考えられた。<br>
収録刊行物
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- てんかん研究
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てんかん研究 26 (3), 411-418, 2009
一般社団法人 日本てんかん学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204515970688
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- NII論文ID
- 110007046255
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- NII書誌ID
- AN10043823
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- ISSN
- 13475509
- 09120890
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可