PdおよびRuを添加したニオブ合金水素透過膜の機械的性質

DOI
  • 松本 佳久
    独立行政法人 国立高等専門学校機構 大分工業高等専門学校
  • 佐藤 翔平
    東北大学
  • 森迫 和宣
    独立行政法人 国立高等専門学校機構 大分工業高等専門学校
  • 都甲 紘千
    独立行政法人 国立高等専門学校機構 大分工業高等専門学校
  • 染矢 拓範
    独立行政法人 国立高等専門学校機構 大分工業高等専門学校

抄録

    現在，高純度水素を精製するために膜分離法が主として用いられているが, 実用化されているPd基合金膜は非常に高価でコストパフォーマンスが悪い. これに代わる材料として安価で水素透過能の高いＶやNbが注目されているが, これらは固溶水素による脆化が著しいため，固溶水素量の抑制による水素脆化の改善が急務となっている. 本研究では, 小型パンチ(SP) 試験法により純Nb膜，Nb-Pd及びNb-Ru合金膜の固溶水素濃度と水素透過後の機械的特性の変化について検討した．その結果，Nb-Pd及びNb-Ru合金膜は純Nb膜よりも固溶水素濃度が抑制され，いずれも耐水素脆性が向上したことが分かった．

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  • CRID
    1390282679549064832
  • NII論文ID
    110007069959
  • DOI
    10.24599/oitactkiyou.45.0_5
  • ISSN
    18808921
    13460781
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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