書誌事項
- タイトル別名
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- A Comparison between Middle-aged Group and Graduate Students Group in the Psychoeducational Group Program Composed of One Session : Self-understanding and Time Attitudes
- ジコ リカイ オ テーマ ト スル 1カイ カギリ ノ サイコエデュケーショナル グループ プログラム ニ ヨル ジカン イメージ ノ ヒカク ケンキュウ シャカイジン ト ダイガクインセイ
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抄録
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中高年のグループに「自己理解」をテーマにサイコエデュケーショナル・グループを実施する機会を得た。本研究の目的は、そのサイコエデュケーションの効果を検証することである。さらに、同様のプログラムで、以前実施した大学院生を対象とするサイコエデュケーショナル・グループ(宮崎, 2004a)との効果を比較し、グループ特性の違いがどのようにサイコエデュケーションの効果に影響するか、その異同を論じることが、2つ目の目的である。両グループとも、サイコエデュケーション実施前後に時間イメージ尺度(都筑, 1993)に回答を求めた。この尺度は現在イメージ、過去イメージ、未来イメージから構成されており、各イメージ尺度は20項目から成っているものである。中高年グループでは、現在イメージがサイコエデュケーション実施後において5%水準で有意にポジティブな方に変化した。さらに現在イメージが「楽しい、安定な」(5%水準)方向に変化した。過去イメージでは、「受身的な(5%水準)方に変化が見られた。院生グループでも、現在イメージがサイコエデュケーション実施後において1%水準で有意にポジティブな方に変化した。現在イメージが「楽しい」(1%水準)方に、「すばらしい、魅力のある」(5%水準)方に改善された。未来イメージにおいては、「楽しい」(1%水準)、「すばらし」(5%水準)方に改善された。また、サイコエデュケーション実施前においては、「家族と同居」群の方が「一人住まい」群より、5%水準で有意に現在イメージがポジティブであったことが明らかとなった。同じサイコエデュケーショナル・グループのアプローチをとり、同じワークを行ったにもかかわらず、グループの特性によって時間イメージの変化が規定されることが明らかとなった。今後の課題として、多様なグループに同様のサイコエデュケーショナル・グループを試み、その変化を詳細に検討していくことである。
収録刊行物
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- 跡見学園女子大学文学部紀要
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跡見学園女子大学文学部紀要 (41), A93-A104, 2008-03
跡見学園女子大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050845762750208768
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- NII論文ID
- 110007138747
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- NII書誌ID
- AA11839735
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- ISSN
- 13481444
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- NDL書誌ID
- 9598539
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles