ハイブリッドボタンの促成と抑制栽培

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タイトル別名
  • Forcing and Retardation Culture of Hybrid Tree Peony 'Oriental Gold'

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抄録

ハイブリッドボタン'オリエンタルゴールド'の促成と抑制栽培における生育・開花状況を調査した.1.促成栽培9月下旬の処理開始時の花芽分化ステージは,花芽分化が始まり,がく片分化期であった.15℃予備冷蔵により花芽ステージが進み,最も早い開花日は対照区の2月21日で,開花率は70%であった.予備冷蔵により開花期は遅れたが開花率(90%)が向上した,またGA処理との組み合わせにより,開花率は100%を示した.2.抑制栽培1月からの長期冷蔵後,10月12日に植え付けた区は12月13日に開花した.植え付けが遅くなるほど,開花日は遅延した.植え付け日の早晩に関わらず100%の開花率を示し,切り花本数は2本前後であった.促成・抑制栽培の双方とも,切り花品質に問題はなく,ハイブリッドボタン'オリエンタルゴールド'は2月下旬以降に開花させる促成栽培と年内以降に開花させる抑制栽培が可能であると判断された.

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参考文献 (17)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390845713060301184
  • NII論文ID
    110007161156
  • NII書誌ID
    AA11646210
  • DOI
    10.20809/seisan.15.3_166
  • ISSN
    24242403
    13410156
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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