訪問リハビリテーションが要介護高齢者の機能改善に及ぼす効果

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タイトル別名
  • Effects of Home-Based Rehabilitation in Older Individuals Using Home Care Services ―Study Design and Baseline Results―
  • ―研究デザインとベースライン調査結果を中心とした経過報告―

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抄録

本研究では,施設ごとに無作為化をしたcluster randomization trialデザインにより,訪問リハビリテーションの効果を検証することを目的とした。対象者は訪問リハビリテーションを利用する要介護高齢者33名(訪問リハ群),および訪問看護または訪問介護を利用しており,訪問リハビリテーションを利用していない要介護高齢者13名(非訪問リハ群)とした。ベースライン調査の結果,訪問リハ群では8割近い利用者が自宅での習慣的な運動プログラムを有しており,非訪問リハ群よりも有意に多い割合であった。一方,要介護者の運動機能,生活機能,介護者の負担感には群間での有意差は認めず,事後調査により訪問リハビリテーションの効果に関する検証が可能であると考えられた。

収録刊行物

  • 理学療法学

    理学療法学 36 (2), 74-75, 2009-04-20

    日本理学療法士学会

参考文献 (1)*注記

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