書誌事項
- タイトル別名
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- Treatment of Pituitary Adenoma in Premenopausal Women(<SPECIAL ISSUE>Management of Pregnancy and Delivery in Neurosurgical Patients)
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抄録
閉経前の女性に発見された下垂体腺腫患者では,腫瘍の根治と同時に性腺機能の温存・回復に努力を傾注すべきである.自験例ではfunction oriented pituitary surgeryによって,性腺機能の維持回復が高率に達成できた.プロラクチノーマ術後の長期追跡例で規則性月経は約8割で維持されていた.プロラクチノーマ以外の患者95例でも,手術前の月経異常は6〜8割であったが,手術後は2〜4割に低下した.性腺機能の回復には,ゴナドトロピン分泌機能の改善,プロラクチン値の低下とともに,腫瘍からのホルモン過剰分泌自身の是正が伴った.
収録刊行物
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- Japanese Journal of Neurosurgery
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Japanese Journal of Neurosurgery 18 (5), 347-355, 2009
日本脳神経外科コングレス
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679385300096
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- NII論文ID
- 110007227560
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- NII書誌ID
- AN10380506
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- ISSN
- 21873100
- 0917950X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可