言語の実在とはなにか:アナグラム研究に至るソシュールの思考の同質性

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  • ゲンゴ ノ ジツザイ トワ ナニカ アナグラム ケンキュウ ニ イタル ソシュール ノ シコウ ノ ドウシツセイ

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抄録

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ソシュールが晩年アナグラム研究と呼ばれる思索に耽ったことは良く知られている。また、彼がそこでや\nっていたことについても、多くが、それ以前のソシュールとはまったく別人の営為を見ることでほぼ一致し\nている。本稿は、それとは反対のことを試みようと思う。つまり、ソシュールのアナグラム研究を、その挫\n折までも含めて、彼の思索の持続の中に置いてみようと思う。

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