わが国紙パルプ産業における海外造林の展開(自由論題論文,1995年秋季大会) Development of Overseas Planting Investment by Japanese Pulp and Paper Industry(Voluntary Papers)

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抄録

わが国における紙パルプ産業の海外造林は1970年代の東南アジア,大洋州諸国での試験造林事業をはじめ,ブラジル・紙パルプ資源開発プロジェクト,本州製紙のパプアニューギニアでの造林事業などがあげられるが,石油危機を契機に海外造林はしばらく停滞していた。しかし'80年の「チップショック」により紙パルプ産業は原料確保先の分散化や多角化を図るとともに,海外造林を中核とした製紙原料の開発輸入を進めることになった。とりわけ1980年代半ば以降の円高進行や1990年代に入っての地球環境問題などを背景に,紙パルプ資本の海外造林投資が相次いでいる。これらは安価な製紙原料となる短伐期型のユーカリ造林であるところに共通性があり,また進出先もタイ,ベトナム,チリ,ニュージーランド,オーストラリアといった環太平洋諸国に広がっている。これは紙パルプ産業による長期的な原料確保を補完するための新たな海外進出に他ならない。

収録刊行物

  • 林業経済研究

    林業経済研究 1996(129), 117-122, 1996

    林業経済学会

参考文献:  16件中 1-16件 を表示

被引用文献:  3件中 1-3件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110007369173
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00330523
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    0285-1598
  • NDL 記事登録ID
    3937590
  • NDL 雑誌分類
    ZR21(科学技術--農林水産--林産)
  • NDL 請求記号
    Z18-449
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  NDL  NII-ELS  J-STAGE 
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