介護老人保健施設利用者のライフストーリーをケアスタッフが聴き取ることの意味 : ケアスタッフの高齢者およびケアに対する認識の変化に焦点を当てて  [in Japanese] The Meaning of Listening to a Life Story of Elderly in Geriatric Health Service Facility : Change in Care Staff's Cognition for Elderly and Care  [in Japanese]

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Abstract

本研究の目的は,介護老人保健施設における高齢者のライフストーリーをケアスタッフが聴き取ることを通して,ケアスタッフの高齢者およびケアに対する認識がどのように変化するのかを明らかにすることである.対象は,受け持ち高齢者とライフストーリー面談を実施したケアスタッフ8名で,非指示的インタビューによってデータ収集し,ケアスタッフの変化をあらわしている特徴的な発言内容をカテゴリー化し,カテゴリー間の関係性を検討した.ケアスタッフの変化は6つのカテゴリーに分類され, 《その人がよくわかる》ことによって,《その人への関心が高まる》という変化が生じていた.ライフストーリーを聴くという関係性が成立した体験はケアスタッフの《自信が深まる》という変化をもたらし,ケアが《丁寧な関わりになる》と認識され,《他の高齢者に対する認識が変わる》ことにもつながっていた.ライフストーリー面談を通して《関わることの楽しさ・喜びを実感する》ことは,これらの変化を生み出す基盤になっていると考えられた.

Journal

  • Journal of Japan Academy of Gerontological Nursing

    Journal of Japan Academy of Gerontological Nursing 11(1), 21-29, 2006

    Japan Academy of Gerontological Nursing

References:  15

Cited by:  2

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    110007454987
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AA11148665
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    Journal Article
  • ISSN
    1346-9665
  • Data Source
    CJP  CJPref  NII-ELS  J-STAGE 
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