Artificial Subtle Expression としての明滅光源による音声対話の円滑化 Smoothing Communication by a Blinking-Light as Artificial Subtle Expression

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抄録

音声対話エージェントとユーザ間の対話において,円滑なコミュニケーションの成立が難しく,ユーザが快適にシステムを利用できない問題がある.特に発話の衝突に起因する話者交替の失敗が問題の主要な要因となっている.これに対し,本論文では,エージェントが対話中に明滅光源を用いて内部状態を表出することで発話の衝突を抑制し,円滑なコミュニケーションを実現する手法を提案する.実験では,胸部に取り付けられた発光ダイオードを用いて内部状態を表出する音声対話ロボットを実装し,ユーザと簡単な対話であるしりとりを行わせた.ロボットはユーザの回答に応答するまでの時間をランダムに変化させる一方,応答までの間に光源を明滅させた.実験の結果,光源を明滅させることで,発話の衝突の原因となるユーザからの不要な発話の言い直しが抑制されること,反対に望ましい言い直しに関しては促進されること,ロボットに対してユーザが抱く印象が向上することなどが示唆された.

収録刊行物

  • 電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界 = The transactions of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers. A

    電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界 = The transactions of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers. A 92(11), 818-827, 2009-11-01

    一般社団法人電子情報通信学会

参考文献:  19件中 1-19件 を表示

被引用文献:  3件中 1-3件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110007467900
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10013345
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    09135707
  • NDL 記事登録ID
    10484551
  • NDL 雑誌分類
    ZN33(科学技術--電気工学・電気機械工業--電子工学・電気通信)
  • NDL 請求記号
    Z16-605
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  NDL  NII-ELS 
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