テーブルトップ作業を目的とした裸眼立体ディスプレイの試作(立体映像技術一般)

  • 吉田 俊介
    (独)情報通信研究機構(NICT)ユニバーサルメディア研究センター
  • 矢野 澄男
    (独)情報通信研究機構(NICT)ユニバーサルメディア研究センター
  • 安藤 広志
    (独)情報通信研究機構(NICT)ユニバーサルメディア研究センター

書誌事項

タイトル別名
  • Implementation of Auto-stereoscopic 3D Display for Tabletop Tasks
  • テーブルトップ作業を目的とした裸眼立体ディスプレイの試作
  • テーブルトップ サギョウ オ モクテキ ト シタ ラガン リッタイ ディスプレイ ノ シサク

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抄録

着座した状態でテーブルの周囲から立体映像を観察可能な裸眼立体ディスプレイを新たに提案する.本ディスプレイは,柱体あるいは錐体の光学素子と複数のプロジェクタによって構成される.テーブルトップ作業を阻害しないよう,これらの装置はテーブル面より下方に設置される.プロジェクタ群から発せられる無数の光線は,テーブル中央にあるとする再現しようとする立体物の表面から放たれる光を再構成するように働く.光学素子には指向性のある光学性能が付与され,入射光を水平面では直進させ,鉛直面では拡散させ射出する.これにより,光線群の飛行方向を着座した位置で最適に観察されるよう制御する.すなわち本方式は,観察に適した視域がテーブルの周囲を取り囲む円環状に配置されることを特徴とする.

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参考文献 (8)*注記

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