保育所・幼稚園における食の思い出調査

書誌事項

タイトル別名
  • Survey on Memories of Meals Eaten at Nursery and Kindergarten Schools in Comparison with such Memories of Meals at Home
  • 保育所・幼稚園における食の思い出調査--家庭でのしつけとの関連をふまえて
  • ホイクジョ ヨウチエン ニ オケル ショク ノ オモイデ チョウサ カテイ デ ノ シツケ ト ノ カンレン オ フマエテ
  • ―家庭でのしつけとの関連をふまえて―

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抄録

本研究は,平成2年前後に生まれた学生を対象とした保育所・幼稚園における「食の思い出」アンケート調査をまとめたものである。調査時期は2008年4~5月に実施し,有効回答数は732人,調査対象者の平均年齢は18.5歳であった。アンケート調査の結果は以下のとおりであった。食生活の出来事における思い出の回答では,「印象に残っていること」は「いただきます・ごちそうさまという挨拶」を多く挙げていた(74.5%)。通園先における「食事が楽しかった」という回答が82.2%であり,「楽しい思い出」の質問には,みんなで食べたこと,お弁当に関すること,食べ物の栽培をしたことなどを回答していた。一方,幼児期の家庭における「食事のしつけ」の記憶数は,平均4.0±2.2個であった。「現在,食事のマナーが身についていると思う」と回答した学生は,幼児期の家庭における「食事のしつけ」の記憶数が多いという,関連性がみられた。

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参考文献 (20)*注記

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