書誌事項
- タイトル別名
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- System Availability Analysis and Optimum Preservation Policy with Random Failure and Wear-out Failure Modes
- マモウ コショウ ト グウハツ コショウ ノ コショウ モード オ モツ システム ノ アベイラビリティ カイセキ ト サイテキ ホゼン セイサク
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抄録
システムの平均アベイラビリティ解析・評価の問題において,故障時間は偶発故障を表す指数分布に従うと仮定される場合が多い.これは指数分布の無記憶性より,モデルの解析的表現が容易になることに起因する.しかしながら,故障時間が故障率一定の指数分布に従わず,故障率が時間とともに変化する磨耗故障に従う場合も実際には多く存在する.さらに,故障の要因が単一ではなく,それぞれ異なった分布に従う複数の種類の故障が発生するような状況も存在する.これらの点に関して,先に高盛らは故障時間が指数分布に従う偶発故障と非指数分布に従う磨耗故障の2つの故障モードをもつシステムのアベイラビリティ評価法について考察し,偶発故障からの復旧に併せて常に磨耗状態を初期状態に戻す場合と磨耗故障からの復旧時にのみ磨耗状態を初期状態に戻す場合の平均アベイラビリティの評価法を与えている.本研究ではさらに,磨耗状態の進行状況に応じて偶発故障からの復旧時に現状の磨耗状態のままでの復帰あるいは初期状態への復帰を切り替える保全政策について考察する.
収録刊行物
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- 日本経営工学会論文誌
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日本経営工学会論文誌 57 (3), 198-205, 2006
公益社団法人 日本経営工学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205505850240
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- NII論文ID
- 110007521675
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- NII書誌ID
- AN10561806
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- ISSN
- 21879079
- 13422618
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- NDL書誌ID
- 8078187
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可