肝芽腫治療後に治療関連性白血病を発症した1例

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  • Therapy-related leukemia after chemotherapy for hepatoblastoma: a case report

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抄録

肝芽腫に対する化学療法から約6年経過後,治療関連性白血病を発症した1例を経験した.本邦における肝芽腫治療後の治療関連性白血病は本例を含め10例が報告されている.一方欧米における6つの主な多施設臨床研究では2例の発症が確認されている.しかし,いずれも未報告例が存在する可能性がある.肝芽腫治療後の治療関連性白血病に関しては,発症率,危険因子など不明な点が多く,今後詳細な疫学的調査が望まれる.

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