数値気象情報による発電量予測を伴う太陽光発電-PEFC複合マイクログリッドの運用計画

  • 小原 伸哉
    北見工業大学電気電子工学科電力工学研究室

書誌事項

タイトル別名
  • Operation Planning of a Photovoltaics and Fuel Cell Compound Microgrid with the Production-of-electricity Prediction Using Numerical Weather Information
  • スウチ キショウ ジョウホウ ニ ヨル ハツデンリョウ ヨソク オ トモナウ タイヨウコウ ハツデン PEFC フクゴウ マイクログリッド ノ ウンヨウ ケイカク

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抄録

太陽光発電を伴う燃料電池マイクログリッドは,温室効果ガスの排出削減に有効であると考えられる。ただし,太陽光発電の不安定出力を考慮した,運用最適化のための制御技術が必要である。そこで本稿では,通信回線などを通して得られる数値気象情報を使って,マイクログリッドの運用を最適化するアルゴリズムを開発する。本研究では,燃料消費量の最小化目的を伴うGA(遺伝的アルゴリズム)による運用計画のアルゴリズムを開発した。さらに,数値気象情報と実際の気象の誤差の大きさと,運用計画および燃料消費量の違いについて明らかにした。数値気象情報を用いた運用最適化は,従来方法と比べておよそ1割の燃料消費量を削減できることがわかった。

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参考文献 (15)*注記

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